生活習慣病はその名の通り生活習慣が原因の病です。これは、私が尊敬する元聖路加国際大学学長の故日野原重明先生が命名しました。
脳卒中だけでなく、さまざまな病の原因となるますので、患者様とともに内服治療だけでなく、生活習慣を変えていけるよう親身に診察して参ります。ぜひ当院へ相談にいらしてください。
当院では、脳神経外科専門医によるめまい外来を常時設置しております。
めまいの原因を突き止め、適切な治療を行っていきます。
お一人で悩まず、ぜひ当院へご相談ください。
めまいと一口に言っても、ぐるぐる回るめまいもあれば、ふらふらするようなめまいもあり、また気を失いそうになる感覚もめまいのひとつです。このような症状が繰り返されたり、持続したりする場合は、医師の診察が必要です。適切な検査および診断ののち、治療を受けることをお勧めします。
当院では、このようなめまいの原因を的確に診断し治療して参ります。ぜひ一度ご相談ください。
めまいは、良性のものから重篤な病気まで様々な原因によって起こります。まず、脳の病気による危険なめまいではないか検査をしたのち、原因をしっかりと突き止め治療を行っていく必要があります。お一人で悩まずぜひ相談にいらしてください。
当院では脳神経外科専門医による脳卒中外来を常時設置しております。
脳卒中が心配な方、脳卒中でお悩みの方、ぜひ当院へご相談ください。
脳卒中とは、脳の血管の病気のことです。脳の血管が詰まることによっておこる脳梗塞や脳梗塞の前兆としての一過性脳虚血発作があります。
また、脳の血管が破けて起こる脳出血やくも膜下出血もあります。脳卒中は寝たきりや認知症の原因の大部分を占め、一旦発症するとリハビリや介護などで、ご本人だけでなくご家族も身体的・精神的・経済的に大きな負担を背負うことになります。そのため、予防と早期発見が特に重要となります。生活習慣病の管理を厳重に行い、脳の血管や脳の状態を症状のないうちにチェックしておくことが大切です。
発症すると重大な後遺症を残すおそれのある脳卒中は、発症予防や再発予防が重要になります。
脳梗塞や脳出血の前段階である「隠れ脳梗塞」や「脳微小出血」を脳MRI検査で発見し、くも膜下出血の原因である「脳動脈瘤」を見逃さず、予防へのアドバイスを的確に行います。また、すでに脳梗塞や脳出血を患っている方の再発予防も厳重に行いますので、脳卒中が心配な方はお気軽にご相談ください。
など頭部外傷にて心配するご家族の方は多いと思います。
頭に衝撃を受けることで、頭の中に血が溜まってしまったり(急性硬膜下血腫)や脳に傷(脳挫傷)ができてしまったり、しばらくしてから意識が悪くなったりと頭のケガの場合、命に危険を及ぼす場合があります。中には、1か月くらいたってから具合が悪くなる(慢性硬膜下血腫)こともあります。急を要する場合もあり、迷ったらぜひ当院へ相談にいらしてください。
当院では、頭蓋骨骨折や脳挫傷、脳震盪などの脳損傷が疑われる場合、レントゲンやMRIを行い、頭蓋骨の骨折や脳内の血腫の有無などの病変を確認します。傷口があれば、感染症(髄膜炎や脳炎 など)を発症することもありますので、傷は丁寧に処置します。
さらに外科的治療で、入院加療や高度な医療技術による手術が必要と判断すれば、当院と病診連携している病院などを紹介します。
しびれの原因は脳や脊髄に原因がある場合や末梢神経に原因がある場合、あるいはビタミン欠乏やアルコールなど全身からくるものなど様々です。また、手足の震えの原因はパーキンソン病や本態性振戦、甲状腺ホルモンの異常などによることが考えられます。
まず、脳梗塞、脳出血や脳腫瘍など脳からくるしびれやふるえの原因がないか迅速に検査し対応いたします。脳に原因がない場合、問診と診察により疑わしい原因をさらに精査し的確な診断のもと、治療して参ります。
生活習慣病は脳卒中(脳血管障害)を引き起こす要因となる動脈硬化や心血管疾患を招きます。
そのため脳神経とも密接に関わっています。なかでも高血圧は最大の危険因子とされ、血圧が高ければ高いほど脳卒中などの脳疾患などを発症する可能性が高くなります。
また脂質異常症では、血中脂質の上昇が動脈硬化を発症させやすくし、やがて脳梗塞などを招く原因となるので、血中脂質を低下させるようにします。また糖尿病は慢性的に高血糖な状態が続く病気ですが、これも動脈硬化を促進させるので、血糖を常にコントロールしていく必要があります。
当院では、このような生活習慣病に関する治療だけでなく、発症を予防する食事療法や運動療法のアドバイス及び管理も行っております。お気軽にご相談ください。
そもそも血圧とは、心臓が血液を血管に送り出す際に加わる圧力のことです。この血圧が慢性的に高い状態(数値)を高血圧と言います。
なお、血圧には収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最低血圧)があるのですが、血圧測定では両方の数値を計測します。
日本高血圧学会によれば、外来時の血圧測定で最高血圧(収縮期血圧)が140mmHg以上、最低血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上の場合に高血圧(症)と診断され、どちらか一方のみ超えている場合でも、その対象とされます。
血圧が慢性的に高ければ、それだけ大きな負荷をかけ続けて血管へ心臓から血液が送られていくので、血管はその負荷に耐えられるべく血管壁を厚くしていきます。このことが動脈硬化を促進させるのです。このような状態はやがて合併症を招くようになり、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)や心疾患(心筋梗塞、心不全、狭心症 など)、腎臓病を発症させるようになるのです。
高血圧は主に原因不特定の本態性高血圧と他の病気が原因の二次性高血圧に分類されますが、そのうちの9割近くが前者です。
なお、本態性では原因不特定となっていますが、過食や肥満、飲酒、ストレス、運動不足、塩分の過剰摂取など、日頃の生活習慣や環境要因が関係していると考えられています。そのほか遺伝的要素の可能性もあります。
血中脂質(LDL(悪玉)コレステロールや中性脂肪など)の濃度が慢性的に高い状態、あるいはHDL(善玉)コレステロールが少ない状態が脂質異常症です。自覚症状が出にくいのが特徴で、健診時などに行う血液検査で数値が異常であることを指摘されて気付く場合がほとんどと言っても過言ではありません。なお脂質異常症と診断される具体的な数値については以下の表の通りです。
コレステロールは、体の細胞膜や性ホルモンの材料として必要な栄養成分ですが、(LDL)コレステロールが過剰になると血管内にコレステロールが蓄積し、これが動脈硬化を引き起こします。自覚症状がほぼないことから、病状がさらに進行し、血管内が狭くなる、あるいは詰まるなどすることで、脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)、心筋梗塞をはじめとする心疾患などの合併症を発症するようになります。
なお発症の原因については、偏食・過食、運動不足、肥満などの生活習慣をはじめ、遺伝的要因、糖尿病など他の病気を発症している、服用している薬の影響などが考えられています。
健診の結果などで、LDLコレステロール値や中性脂肪の数値が高い、あるいはHDLコレステロール値の数値が低いとの指摘を受けたら、一度ご相談ください。
糖尿病とは、慢性的に血糖値の高い状態にあることを言います。具体的な数値で言えば、空腹時血糖値が126㎎/dl以上が「糖尿病」、110~125㎎/dlの場合を「糖尿病予備群」と定義されています。なお血糖値とは、血液中に含まれる糖分(ブドウ糖)の濃度を数値化したものです。
血糖値は、高くても低くても病気を発症させやすい状態になるのですが、そのバランスは膵臓から分泌されるホルモンの一種インスリンが働くことで保たれています。しかし何らかの原因によって機能不全(インスリンの分泌がされない、分泌していても量や質が十分でない)が起きることでバランスが崩れるようになります。その後血糖値が上がったままのケース、いわゆる糖尿病になることが多いです。
糖尿病は主に1型と2型にタイプが分かれ、1型は膵臓のランゲルハンス島β細胞(インスリンが産生される場所)が自己免疫などにより破壊されることが主な原因と考えられ、これによりインスリンが全く分泌されない状態になります。
一方の2型は、日頃の不摂生な生活習慣(過食・偏食、運動不足、飲酒・喫煙)や環境要因(過剰なストレスなど)が原因で、全糖尿病患者様の約95%を占めると言われています。
なお、2型の場合はインスリンが少量ながら分泌されている、もしくは量が充分でも質が伴わない状態です。
なお糖尿病を発症する(高血糖状態が続く)と、血管内皮に損傷、血管自体の硬直化などが起きるようになります。これが動脈硬化を進行させ、さらに病状が進むと糖尿病三大合併症(糖尿病網膜症、糖尿病神経障害、糖尿病腎症)や脳卒中(脳梗塞など)、心筋梗塞、閉塞性動脈硬化症などを引き起こすようになるのです。
生活習慣病はその名の通り生活習慣が原因の病です。これは、私が尊敬する元聖路加国際大学学長の故日野原重明先生が命名しました。
脳卒中だけでなく、さまざまな病の原因となるますので、患者様とともに内服治療だけでなく、生活習慣を変えていけるよう親身に診察して参ります。ぜひ当院へ相談にいらしてください。
痙攣とは、自分の意志とは関係なく筋肉が収縮してしまう発作です。
てんかんとは、繰り返すけいれん発作や、繰り返す意識減損発作などをいい繰り返すことが特徴です。
てんかんは、人口の約1%の患者がおり決して珍しい病気ではありません。車の運転や高所、お風呂やプールなど生活面の制限を強いられることもあります。内服治療による副作用や怠薬による発作再発などさまざまな問題があります。けいれん発作は部位により様々な原因があります。治療法も多彩です。
てんかん・痙攣に関してお一人で悩まず、まず当院へご相談ください。